青空にふわふわの綿菓子の様な真っ白な雲、そんな夏空をバックにサルスベリのお花が鮮やかな美しさです。暑過ぎのこの夏の晴天続きにも「ワタシ暑いのだーいすき」という風に夏中綺麗に咲いてくれています。
「元気?大丈夫?」と心配の言葉が挨拶代わりのような日本中で熱中症多発の物凄い暑さ。
9月に入ってからも様々な記録更新中の猛暑続いています。「カナカナカナ~~~」と、ヒグラシの音がリフレインしていくこちらの山の中も暑いです。何も動かずともすぐに汗がタラタラ、仕事をし始めると額から汗が流れ落ち目にしみます。何せ長袖長ズボン長靴は仕事をする為に必須ですし、蜂屋さんなので手袋をしなくても仕事はできますが衛生面を考慮し最近の養蜂家は手袋をしています、手袋にもタッポンタッポン汗がたまってきます。半日仕事をすると、まるで着衣水泳でもしたかのように全身ビショ濡れ状態になり、水も滴るイイ女?(ガチョーン!)どころではなく、あんなに欲していた太陽光を今度は避けまくり、しっかり塗ったサンスクリーンも落ちてしまい肌がヒリヒリしてきます。まるで何かのバツゲーム状態!?
小まめに水分補給しながら休憩を入れつつ作業をしていますが、さすがに夕方になると軽く頭痛がしてきます。
汗をジャンジャン出して痩せたい方には良いかも、“ビーキーパーダイエット”
8月の中頃に力仕事してもらう男性と蜂場で仕事をしていましたが、暑さににやられてしまったようでダウンしてしまい、日陰で横になってもらい、私は一人仕事を続けていました。そして次の蜂場に移動して仕事をしなくてはいけないので、そこはかつてイノシシが出没した蜂場でしたので「大丈夫?ワタシ次に行ってもいいかな?イノシシに食べられないでね」と、お茶とお水を渡し、その人を残し仕事続行したのでした。やっぱり女子の方が強くできてるのか………。時々思うのですが、どうも私の体はミツバチ化しているような。寒さにはとっても弱く、暑さにはにはめっぽう強く、お花が大好きでお花の香りには敏感で、お砂糖は摂らず生まれた時からハチミツを食べ続け………..。
そんな人間にはキツイ酷暑ですがウチのミツバチたちは絶好調!昨夏の冷夏や今春の寒さの分を取り戻すかのような働きぶり。7月の梅雨明けから、巣を足しても足しても女王蜂は産卵し続け、働き蜂は蜜を貯め続け、もう何千枚巣を入れた事でしょうか。私も休ませてもらえません、嬉しい悲鳴です。
どの巣箱の蓋を開けても「ワァー凄い」と素晴らしい働きぶりに、「えらい!みんなMVP!」と思ってしまいます。まるで毎打席ホームランかっ飛ばしているかのようです、さすが私の蜂達!8月に入ってからの猛暑続きにも、“ますます絶好調!”“満塁ホームラン!”って感じになってきました。朝も早よから陽が沈むまで飛び回って働いています。
「グッジョブ!」とハイタッチしてハグしたい位ですがミツバチから見たら恐竜のように大きな私がハグしたらミツバチは即つぶれてしまいそうなので“心でハグ!”
そういえば小学生の頃私の<一二三(ひふみ)>の名にかけて<ヒフゴン>と私の事を呼ぶ友達がいましたっけ。(その頃は小さくて可愛かった筈ですが……….?)
ウチの蜂達の絶好調の秘訣は?もっちろーん、ドラマ<ホタルノヒカリ2>の超可愛らしい綾瀬はるかちゃん流に言うと「モチのロン」ハチミツとローヤルゼリーを食べているから。
勝手に名付けて<蜜食系>
最近“プチ贅沢”とやらでハチミツが売れているとか。お料理やドリンクに使ったり、美容に洗顔やパックに使ったり、ハチミツの優秀さが各方面に役立っているようです。
猛暑も夏バテもなんのそのウチの蜂達のように元気ハツラツー!<蜜食系>でみんな絶好調でいきましょう!残暑ってすごく体にくるような……..。
よく「ハチミツをどんなお料理に使うんですか?」と訊かれますが、答えに困ります、当方では全ての甘味料はハチミツで過ごしていますので。(けして他の甘味料を否定している訳ではありません)
よく父が「ミルクや砂糖が買えないからハチミツを溶かして子供に哺乳瓶で飲ませていたんだ」と言っておりました。
ハチミツはお砂糖類に比べると焦げやすいですし、約60度以下くらいで調理すると栄養価が保たれます。どうぞ、おいしくお料理してください。そのまま毎日スプーン一杯飲むのもオススメ!特に中高年の女性の骨粗しょう症の予防にカルシューム補強に良いそうです。
ホームランといえば<それぞれの試合にそれぞれの感動がある!(ちょっとパクリフレーズ)>とっても盛り上がった夏の甲子園での高校野球で注目の東海大相模高校の一二三投手はピッチャーながらバッティングも素晴らしく2ランホームランをレフトスタンドに打ち放ちました。試合後のインタビューに「自分は毎打席ホームランを狙って打席に入っています」との心意気、いいですね。
灼熱のあのマウンドで大会最終日決勝戦まで<直球勝負>見せてくれてありがとう!一二三(ひふみ)の名をメジャーにしてくれてありがとう!今後もすごく楽しみにしています。
沖縄の興南高校の春夏連覇にも感動!でした。
春夏連覇してくれたのは地元安房高校男子剣道部もです。沖縄で開催されたインターハイで見事日本一!V2達成!次は国体での優勝に期待高まっています。
女子も全国9位と大健闘!
「ガンバレ、ガンバレ」と言われ続けてきた選手の皆さんに贈りたいのは、「おめでとう!そして、ENJOY!」
館山の夏が最高潮に盛り上がるのは毎年8月8日の花火大会です。物凄い人と車でした。
海岸に行って“水上花火”を見たかったけれど山仕事での汗を流し家の2Fから見ていました。ファルコンは花火の音が苦手で花火の間チョット可哀そうなんです。
その翌日8月9日(月)は南房総のトウモロコシ畑からNHK<ふるさと一番!>生中継していました。
あんなお兄さんが欲しかった包容力感じさせてくれる優しい笑顔ながら“背筋ピーン”の佐藤弘道さんと、ファーマー姿から浴衣姿までバッチリ決めつつ絶好調!の澗隨アナとの“ナイスガイコンビ”が紹介して下さった甘~~~いトウモロコシ、おいしそうで楽しい放送でしたね。
どこの畑と思いきや、よく新鮮なお花を買いに行く“道の駅”のすぐ横の畑でした。地元に居乍ら地元の事がよくわかっていず色々教えてもらえますね。
蜂場から蜂場へ移動する時に高齢化や後継者不足で田んぼや畑が耕作されなくなって荒れていくのをよく見かけ淋しい感じですが、イキイキ農業しているその放送に登場されたような若者がいると嬉しいですね。
情けない程の食料自給率の低いこの国で、農業する・アグリするとでも言うかそういう人達がちゃんとやっていける日本になって欲しいものです。
ミツバチにとっても気候や環境に恵まれたこの地方は作物にとっても良い所ですし。
一昨年ガンちゃん(岩本勉さん)と澗隨アナが来て下さった当養蜂園の蜂場からの<ふるさと一番!>も、あいにくの悪天候で長靴ドロドロになりながらでしたが素晴らしい思い出です。
8月30日(月)新しくとってもキレイに長~くなった“館山桟橋”に<パシィフィック・ビーナス号>という豪華客船が寄港しました。海岸道路に2時15分出港の看板が有り、暑さにダレてしまっている手伝い人達と気分転換と蜂場に向かう途中でチョット寄り道して館山市民としてお見送り。
横浜から伊勢志摩・館山に寄り横浜に帰るツアーだそう。見知らぬ人のお見送りですが立派な客船を見つつ桟橋の上は海風がすごく気持ちよく、リフレッシュできました。
豪華客船の旅ってやっぱり優雅な雰囲気です。
9月のカレンダーをめくる音を合図のように不思議なくらい一斉に各蜂場にスズメ蜂の襲撃が始まりスリル満点になってきました。負けないゾー。
今年の夏を現すような題名の浅田次郎さんの「終わらざる夏」を日本人なら読まなくちゃと枕元に置いてありますが、やっぱり蜜食系ながら暑さのダメージあるのか、文章を読んでも書いてもすぐコテッと寝てしまいなかなか読み進みません。
タイフーンが待っていた雨を降らせてくれて明日は菜の花の種をまきます。
まだまだ暑さ残る日々ですが陽が短くなり夕方6時ころにはもう暗くなってしまい、太陽ギラギラの日中の蝉時雨が今度は闇の中の虫時雨に変わります。少しづつ秋が始まっているのを感じます。
仕事からの帰り道なんだか遠回りしたくなる時期です。仕事で火照った体と心にプチご褒美と、ちょっと遠回りだけど綺麗な夕焼けの風景見える帰り道にしてしまうこの頃です。
“遠回り好き”な私、人生も遠回りしちゃってるような…………。
空も秋らしさを感じるようなちょっとロマンティックな夕景が日に日に美しくなってきています。
子供を持つという信念は曲げなかった一女性のご安産お祈りします、母親業は大臣職よりも重責でしょう、50代で母になるなんてミラクルハッピー!